メニュー

運動器エコーの価値とお知らせ(受付スタッフさん募集中です)

[2023.12.09]

おはようございます。

勝手に朝にしていますが、今朝6時にこの文章を書いているので、ご了承くださいませ。

 

まずはお知らせから。

当院は受付スタッフさんを募集しています!

ご興味ある方はこちらのページを確認し、ご連絡頂ければと思います!

宜しくお願いします。

 

さて本日は運動器超音波を使った診療についてお話できればと思います。

みなさんこのような経験はありませんか?

ケガでも慢性的でも痛いところがあり、整形外科を受診しレントゲンを撮影され、

「骨は大丈夫だから心配ないよ」もしくは「骨は大丈夫だけど症状から〜という病気だね」みたいな説明をされた事

はありませんか?もちろん経験豊富な先生の診断であればそれでも問題ないかもしれません。

 

でも画像所見で「痛みの原因を示され」、また「損傷の程度」が説明された方が、理解しやすいし納得しやすいと

思いませんか?

 

例えば肘を捻ってしまって内側を痛めた症例で、このような超音波所見(右図)が得られたとします

これは肘関節内側側腹靭帯損傷という状態で、大きく分けて「部分損傷」と「断裂」があるのですが、この症例は部分損傷の症例です。

このようにどの部分を痛めて、その重症度が超音波を用いれば評価できます。

 

続いてこちらは手根管症候群の症例ですが、

図の左側が近位(上腕側)、右側が遠位(指先側)なのですが、正中神経が分厚く(腫大)しているのがわかると思います。手根管症候群の場合、まずは注射治療をすることが多いですが、その場合でも超音波ガイド下で注射した方が薬液を広がりや神経自体を刺さずに適切に注射することができます。こんな感じに。

図:手根管症候群に対する超音波ガイド下ステロイド注射

 

このように運動器エコーを適切に使うことで、「診断の精度」が上昇し、

そして診断の精度だけでなく、「治療の精度」も向上するのです。

 

少し専門的で、超音波画像もシェーマを作らなかったので、わかりにくいかもしれません。

ご興味ある方は診察中にもご質問くださいませ。

 

こういった症例提示も今後少しずつ行っていきたいと思います。

 

それではまた。

 

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME