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切らない膝関節注射

変形性膝関節症、スポーツなどによる肘や膝の外傷、腱や筋肉の損傷などの治療に。

ご自身の成長因子を利用し、治癒力を高める新しい注射治療。

田中将大投手やタイガーウッズも行った事のある新しい治療で、

アスリートの膝・肘などの故障や、変形性膝関節症などの様々な関節炎などに効果が期待できます。

是非一度ご相談ください。

 

切らない膝関節注射とは

切らない注射治療はご自身の血液から抽出した高濃度の成長因子を投与する治療法のことです。成長因子を凝集して損傷部位にダイレクトに注射することで新しく健康な細胞の成長を促進し、治癒を促すという新しい治療法です。

 

(※)当院は「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」において、再生医療提供機関(「再生医療等提供計画(第2、3種)」)です。

  • 特定細胞加工物施設許可番号 FC4220006
  • 第2種
    変形性ひざ関節症を含む関節内投与(計画番号PB4220001)
  • 第3種
    腱、靭帯、筋肉等の関節外投与(計画番号PC4220009)

 

対象疾患

対象疾患は変形性膝関節症はもちろん下記の通り多岐に渡ります。過去の報告や経験上効果が出やすいものと、出にくいものがあります。症状や画像所見とあわせて適応を検討していきます。

・変形性膝関節症
・上腕骨外上顆炎(テニス肘)
・上腕骨内上顆炎(ゴルフ肘)

・投球障害肩

・靱帯損傷(肘・膝の外傷)

・靭帯再建などの術後の痛み

・膝蓋腱炎(運動中や運動後のひざの痛み)

・足底筋膜炎(歩きはじめや長時間歩行時の足の裏の痛み)
・アキレス腱付着部炎(長時間歩いたり走ることによる踵背側の痛み)
・腱鞘炎(手首・足首の痛み) 
・肉離れ(筋断裂) など

 

切らない膝関節注射のメリット


①安全性の高さ

この治療法ではご自身の血液を使用するため、他の薬剤を注射することで起こり得るアレルギー反応や感染のリスクがありません。

②日帰り治療

注射だけなので入院の必要はありません。

③費用対効果が大きい

保険適応外なので一回の費用負担は大きいですが、通院頻度は少なくなり、トータルの時間とコストは少なくなると考えられます。

 

切らない膝関節注射の流れ

まず問診、身体所見、超音波検査やMRIなどの画像検査から適応があるかどうか判断します。当院では膝関節内であっても超音波を見ながらリアルタイムに適切な部位に投与する方法をとっています。そのため無駄なく薬剤を患部に届ける事が可能です。

 

切らない膝関節注射の効果

この治療は世界中で行われている治療法ですが、最も行われているのは変形性膝関節症についてで、その有用性については多数の報告があります。(1-2) だいたいもともとの痛みの半分以下になるのは60-70%とされ、ヒアルロン酸よりは優れています。他にもテニス肘(3)や投球障害(4)など多数の疾患で有効性が報告されています。

 

切らない膝関節注射の費用

健康保険が適用されず、自費診療となります。

詳細は費用のページをご覧ください。

 

治療は症状などと合わせて適切な治療を選択していきます。

 

参考文献:

(1)Cook, C. S. et al.  Current Reviews in Musculoskeletal Medicine, 11(4), 583–592. 2018

(2)Xing, D. et al. Intra-articular platelet-rich plasma injections for knee osteoarthritis: An overview  of systematic reviews and risk of bias considerations. In International journal of rheumatic diseases (Vol. 20, Issue 11, pp. 1612–1630). 2017

(3)Kwapisz, A. et al. Platelet-Rich Plasma for Elbow Pathologies: a Descriptive Review of Current  Literature. Current Reviews in Musculoskeletal Medicine, 11(4), 598–606. 2018

(4)Podesta, L. et al. Treatment of partial ulnar collateral ligament tears in the elbow with platelet-rich  plasma. The American Journal of Sports Medicine, 41(7), 1689–1694. 2013

 

 

 

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