帯状疱疹のお話
こんにちは。4月に入り、急にあたたかくなってきました。
3月後半まで寒かったせいか、まだ桜の開花が遅れていますね。
4月は個人的に記憶に残りやすい時期です。というのも◯年前の4月は大学の新歓でラグビー部の先輩に色んなところに連れてってもらてたなとか、▲年前は社会人になる前(研修医)で緊張してたな、とかその時の情景が割と鮮明に思い出されます。
この年になるとそういった節目みたいなものがなくなってきますが、気持ち新たに血に足つけてやっていきたいと思っています。
さて今日は帯状疱疹のお話です。
最近CMもよく放映されているくらい、帯状疱疹はありふれた病気ですが、油断ならない病気です。
というのも、帯状疱疹になるだけでなく、その先の帯状疱疹後神経痛になってしまうと非常に難治性が高く、
なかなか痛みが治らないからです。
当院では帯状疱疹後神経痛に対しては内服治療やブロック注射、とても痛みが強い方には運動器カテーテル治療な
どを組み合わせて治療を行なっていますが、治療が難しく難渋することもしばしばあります。
なので治療も重要ですが、そもそもならないこと=予防も非常に重要です!
岡崎市でもシングリックスというワクチン接種の助成事業が始まっています。
岡崎市在住の方で50歳以上の方は助成を受ける事ができますので、一度ご検討ください。
助成事業についてはこちら
(*まだ市役所のHPが更新されておらず当院が一覧に載っていませんが、助成を受ける事ができます。)
本日は近隣のクリニックの先生と食事会です。楽しみです。
それではまた。