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好酸球性血管性浮腫(若い女性に多い浮腫)

好酸球性血管性浮腫とは

「好酸球生血管性浮腫」とは、手足などに急激な浮腫や痛みが現れる比較的稀な疾患で、むくみの原因となり得ます。この症状は、免疫系の異常によって引き起こされることがあります。血液検査では白血球増加(好酸球増加)、血清IgM高値、LDH値上昇、体重増加を認め、体内の特定の白血球である好酸球が過剰に活性化され、血管壁にダメージを与え、その結果、浮腫や炎症が発生します。

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好酸球性血管性浮腫の原因

原因ははっきりとはわかっていませんが、特定の食品、薬物、感染症、またはストレスなどのトリガーによって引き起こされることがあるとされています。

 

好酸球性血管性浮腫の治療

治療としては抗ヒスタミン薬(非鎮静性の第二世代抗ヒスタミン薬)やステロイドを投与することもありますが、自然軽快をするものも多く予後は良好とされています。また好酸球性血管性浮腫の原因となるトリガーを回避することも重要とされています。

 

文責:医師・医学博士 藤原圭史

 

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