新年のご挨拶とコロナワクチン接種後の肩の痛みについて
新年明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します。
2023年の目標は
仕事では書きかけの論文を書き上げることと、クリニックを更に盛り上げること
プライベートでは背中の筋肉をつける事です。(できればトライアスロンにも挑戦)
2022年は開業した年で記念すべき年でしたが、反省点もたくさんあります。
改めて謙虚な姿勢で頑張る所存です。
さて今日はワクチン接種後の痛み(SIRVA)について解説します。
この2年、世界中で歴史上ダントツの筋肉注射が行われたことにより、厄介な病態で困っている人がたくさんいらっしゃいます。それがワクチン接種後の肩の痛み(SIRVA)です。
SIRVAとはShoulder Injury Related to Vaccine Administrationの略で、ワクチン接種後に生じる肩の痛み事です。
簡単に言うと人工的に五十肩を作ってしまう事なのですが、経験上通常の五十肩よりも難治度が高いです。
可動域制限を伴い、夜も眠れないほど強い痛みを伴う場合も多いです。
治療は当院では超音波ガイド下ステロイド注射、もしくは運動器カテーテル治療をご案内していますが、2023年現在
運動器カテーテル治療は自費治療でありすべての方が受けれる治療ではありません。
運動器カテーテル治療と注射との組み合わせが一番効果的と思っていますが、超音波ガイド下注射のみでも、
注射方法を工夫する事で効果が出る方はいますので、お困りの方は一度ご相談頂ければ幸いです。
早めの治療介入で、安眠を取り戻してほしいです。
僕も不眠の気があるので、寝れないと精神的に本当に辛い。。(私は入眠障害型のタイプ、たまにマイスリー飲んでます)
寝れない時は気分を変えて寝る向きをいつもと逆(頭と足の向きを反対)にすると意外と寝付けますので、不眠で悩んでる方は試してみてください。
それではまた。皆さんクリニックでお待ちしております。