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モヤモヤ血管について

レントゲンで異常がない。手術をしたのに痛い。

これらのよくわからない痛みにはモヤモヤ血管が関与しているかもしれません。

運動器カテーテル治療や動注治療という新しい方法で治療する事ができます。

是非一度ご相談ください。

 

モヤモヤ血管について

モヤモヤ血管とは炎症や損傷によってできる異常な新生血管のことです。炎症や損傷では組織の修復が起こる過程で血管が増えます。これは組織が修復する上で必要な事で、通常は組織修復や炎症が収まった時点で血管はなくなります。しかし中には異常な血管が残ってしまう場合があり、しかも血管が残るだけでなく、一緒に神経を増やしてしまい痛みを増幅させてしまいます。そのような状態の場合は、血管の内側から異常な血管にフタをするカテーテル治療や動注治療が有用です。診察時の超音波検査(エコー)やカテーテル治療時に確認する事ができます。

 

また「モヤモヤ血管」と「モヤモヤ病」とは異なります。モヤモヤ病(もやもや病)とは原因不明の脳の主要な血管が徐々に狭くなり、血流が悪化し、一過性脳虚血発作(TIA)、脳卒中、頭痛、てんかんなどを引き起こす病気です。「モヤモヤ病」とは疾患名ですが、「モヤモヤ血管」は痛みの診断で見られる特徴的な血管パターンをいいます。

 

モヤモヤ血管が痛みの原因となる理由

なぜ病的新生血管(モヤモヤ血管)が痛みの原因となる理由として、大きく3つがあると考えています。

 ①モヤモヤ血管が炎症細胞の供給路になってしまうから

 ②モヤモヤ血管の周りに神経細胞が増えるから

 ③モヤモヤ血管により動脈と静脈の間にシャント(ショートカット)ができ、虚血の状態になるから。

まず①の理由として、そもそもモヤモヤ血管は異常な血管です。正常の血管と異なり血管壁がもろく、孔がたくさん空いている不完全な状態です。その孔から炎症細胞が血管の外に漏れ出てしまうことで、長引く炎症の原因となります。②の理由としては異常な血管の周囲には神経細胞も増え、痛みの感覚を増幅させてしまいます。③はもやもや血管が増える事により、時に動脈と静脈の間にショートカットを作ります(シャント形成)。血管が増えるというと一見血流も増えると思われがちですが、実際は末梢の血流は実質的には減少しており、虚血により痛み・こりを感じます。

 

外来では、超音波検査やMRIなどを用いてモヤモヤ血管があるかどうか確認しています。

下記画像を参照ください。

モヤモヤ血管の検査(画像で見るモヤモヤ血管)

超音波(エコー)でみるモヤモヤ血管

 

MRIでみるモヤモヤ血管

 

 

血管造影(カテーテル治療中)でみるモヤモヤ血管

 

画像検査でモヤモヤ血管が見える病気と見えない病気

しかし画像検査ですべての病気や痛みでモヤモヤ血管が増えている事を確認する事はできません。

下記でご確認頂ければと思います。

 

超音波検査やMRIでモヤモヤ血管が確認できる痛み

・肩関節周囲炎・五十肩・四十肩

・腱板損傷・腱症

・変形性膝関節症

・テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

・ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)

・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)、アキレス腱炎

・ヘバーデン結節、母指CM関節症

・足底腱膜炎

・有痛性外脛骨

・一部の腰痛(椎間関節や仙腸関節の痛み)

・人工関節置換術後の痛み

 

 

超音波検査やMRIでモヤモヤ血管が確認できない痛み

・肩こり

・首こり・頸部痛

・背中の痛み

・帯状疱疹後神経痛

・坐骨神経痛

 

モヤモヤ血管に対する治療法

モヤモヤ血管に対する治療法として運動器カテーテル治療と動注治療というものがあります。痛みに対する新しい治療の選択肢として近年注目されています。慢性炎症に伴う治療としては保険診療ではステロイドの注射などがありますが、ステロイド注射は腱や靭帯を萎縮させる副作用があり、複数回投与することで腱がダメージを追うことがあります。運動器カテーテル治療や動注治療では腱などの組織にダメージを与えることなく、炎症・痛みを改善させることが可能です。

詳細は下記を参照頂ければと思います。

 

運動器カテーテル治療について

動注治療について

 

モヤモヤ血管セルフチェック

  • 押すと痛い
  • 夜寝ているときに痛くなる
  • じっとしているときに痛くなる
  • 『ズキズキ・ジンジン・チクチク・ズーン』とする痛み
  • お風呂に入ると痛くなるor痛みが良くなる
  • お酒を飲むと痛くなる
  • 気圧や気温の変化で痛くなる
  • 運動後に痛みが強くなる

モヤモヤ血管の症状

  • 概ね、3ヶ月以上の長引く痛み(慢性疼痛)の方 ※1~2か月以内の急性疼痛は自然軽快することがあるため
  • 『レントゲンでは異常ない』となっているが、痛みが改善しない方
  • 他院で『手術を行わない方針』となっているが、痛みが改善しない方
  • 手術を含む治療を他院で受けたが、痛みが残っている方
  • 医療機関で『原因不明の痛み』と言われている方
  • 鍼・マッサージ・リハビリテーションなどに通い続けても痛みがとれない方。
  • 痛み止めをやめられない方(痛み止めを飲み続けると、胃や腎臓に悪影響です)
  • スポーツや仕事での繰り返し動作により、痛みが生じるようになった方
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