下肢静脈瘤グルー治療と年末のご挨拶
皆さんこんにちは。
もう年末ですね。
室内と外の寒暖差が激しいのか、電車のシートがポカポカと気持ちよく、うとうとしてしまいます。
今日はうとうとしすぎて電車を降りそこねて、蒲郡まで行ってしまうところでした。。気を付けたいものです。
またあまりに寒いと筋肉が固くなるのか、腰の痛みと肩こりで困っている人が増えています。
そんな時はハイドロリリースという超音波ガイドの注射治療が有効です。
当院でも実施していますので、ご興味ある方は是非😄
さて当院で行っている、最新の治療グルー治療について説明いたします。
グルーとは接着剤の事で、医療用の接着剤(アロンアルフアのようなもの)を血管内に少量ずつ投与して、血管の壁を内側からくっつける治療法です。
2019年末に保険適応となったばかりの新しい治療で、とても有効な治療法です。岡崎市では当院が初めて導入しました!
下肢静脈瘤の血管内治療にはラジオ波、レーザー、グルーの3種類ありますが、それぞれの治療効果と合併症の頻度は同じとされています。
個人的には一長一短ありますが、局所麻酔の回数が少ないので術中の痛みが少ない、術後弾性ストッキングを着用しなくてもいいのが、グルー治療のメリットと考えています。
↑の銃のような装置で医療用接着剤を押し出して、血管内に入れていきます。
今年もあと10日。
今年は開業もあり本当にいろいろな方に大変お世話になりました。
日々の仕事に追われて忘れそうになりますが、感謝の気持ちを忘れず、今いちど謙虚な姿勢で取り組んで行きたいと考えています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
おかざき足の血管外科・痛みのクリニック
藤原圭史