年末のご挨拶と低強度トレーニングの驚くべき効果
年の瀬ですね。今年も皆さま、本当にお疲れさまでした。
私は来年40歳。そろそろ髪の毛が心配な年ですが、今年は「働きすぎて、体より先に髪が限界を迎えるのでは?」と思うほど
よく働いた一年でした。
しかし50歳くらいまでは、多少ハゲてもバリバリ働く所存であります。
FIREなんてくそくらえ!(したくてもそんなお金はない)
さあ冗談はさておき意外にもブログを読んでます!と診察中に言われることも多く、うれしいけど恥ずかしい、複雑な心境であります。笑
今回も、また今後も、気楽にお読みくださいませ🙇♀️
今日もまたスポーツの話。
マラソンなどのスポーツをしている方は年末年始は、今年の振り返りと同時に
「来年はどのレースに出ようかな」
「フルマラソン、4時間切りたいな」←私
そんな目標を立てる時期でもあります。
そこで今回は、新年に向けたトレーニングの土台作りとして、
「低強度トレーニングの重要性」について、科学的エビデンスを交えながら解説します。
「ゆっくり」が最強の近道?
「追い込まないと強くならない」
そう思っていませんか? 僕も高校時代はラグビー部、キツイ練習をすればするほど強くなると思っていました。
しかし実は、持久系のスポーツの場合、プロやエリートアスリートほど“ゆっくり”走る時間を大切にしていることが、スポーツ科学の世界では常識になっています。
多くの研究で、全トレーニング時間の約80%を低強度で行っていることが報告されています。
1. 低強度トレーニングとは?
低強度トレーニング(Low Intensity Training:LIT)とは、一般的に
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最大心拍数の60〜70%程度
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会話が自然にできる
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鼻呼吸だけでも維持できる
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「楽すぎる?」と感じる強度
で行う運動を指します。
ジョギング、ゆっくりしたサイクリング、長めのウォーキングなどが代表例です。
2. なぜ「低強度」が重要なのか?
3つの科学的メリット
① ミトコンドリアの質と量が向上する
エネルギー産生の要であるミトコンドリアは、
「短時間の高強度」よりも「長時間継続できる低強度刺激」で効率よく増えることが分かっています。 長時間といっても30分程度から効果があります。
Stephen Seiler博士(2010)は、
エリート耐久アスリートのトレーニングの約80%がゾーン1〜2(低強度)であることを報告。
この方法が基礎的な有酸素代謝能力を最大化すると示しています。
② 毛細血管が発達し「使える筋肉」になる
低強度運動を継続すると、筋肉内の毛細血管密度が増加します。
その結果、
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酸素供給がスムーズになる
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乳酸など老廃物の除去が速くなる
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同じペースでも「楽に感じる」
という変化が起こります。
③ 脂質代謝能力が高まる(ファットアダプテーション)
低強度では脂肪をエネルギーとして使う能力が鍛えられます。
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長時間でもエネルギー切れを起こしにくい
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マラソン後半・ロングレースに強くなる
これは市民ランナーやトライアスリートにとって、非常に大きな武器になります。
3.「80/20の法則」
| 強度 | 割合 | 目的 |
|---|---|---|
| 低強度 | 約80% | 基礎持久力、回復 |
| 中強度 | 約5% | 非推奨(疲労が溜まりやすい) |
| 高強度 | 約15% | VO₂max向上 |
でました、ビジネスでもよく言われるパレートの法則(80:20の法則)
まさかトレーニング界隈でも重要とは。
低強度80%、高強度20%でトレーニングを組むといいそうです。
4. メンタル・回復・ケガ予防への効果
低強度トレーニングは、
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自律神経を整える
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オーバートレーニングを防ぐ
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関節や腱への負担を減らす
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動作の質を高める
といった、長く続けるための基盤を作ってくれます。
これはまさにふくらはぎのケガをして、なかなか練習できていない自分自身への戒めの文章でもあります。。トホホd( ̄  ̄)
2026年は私は西尾マラソン、東京マラソン、宮古島トライアスロンと、前半にスポーツイベントが目白押しであります!(あと金沢マラソンも出たい)
本番を気持ちよく出場できるように、楽しみながら練習していきたいと思います。
来年も、皆さまが健康で、長くスポーツを楽しめる一年になりますように。
